Emblixについて
spacer
spacer
 
■Emblixについて ■目的と活動内容 ■これからの取組み ■ロードマップ 
■ワーキンググループ・専門小委員会 ■これまでの取組み ■組織について 
■会員について 

Emblixについて

 日本エンベデッド・リナックス・コンソーシアム(略称:Emblix)は、2000年7月に組込みLinuxの普及と周辺技術の標準化を目的として設立された非営利団体です。コンソーシアム設立から5年、組込みLinuxは採用を検討する段階から組込みシステムに利用する段階へと着実に進みました。Emblixではこの第1期(5年間)の活動成果として、「Linuxカーネルに関する様々な研究と報告」、「開発環境標準化仕様の作成と開発ツールへの実装」、「ハイブリッドOS仕様検討」、「オープンソースソフトウエアの法的課題と利用上の留意点の発表」など多方面に渡り、着実な成果を皆様に公開してまいりました。現在、組込みLinuxは国内の組込みOSとしてITRONに次ぐ第2位の採用実績を持つまでとなり(下図参照)、通信機器・デジタル家電機器・医療用機器をはじめとする数多くの製品に利用されており、組込みLinuxの普及・啓蒙というEmblixの当初の目標はほぼ達成できたと思われます。
製品の搭載したOS
「経済産業省 2005年版組込みソフトウエア産業実態調査報告書」より
 
今後、Emblixが目指す第2期(5ヵ年計画)の、組込みLinuxに関する取組むべき課題は、「組込みLinuxの新しい技術動向への対応」、「エンタープライズ系と組込み系の融合にどう取組むか」、さらに、「今後7万人の技術者が不足すると予想される組込み分野へのエンタープライズ系技術者のキャリアシフトをどうスムーズに進めるか」、などにあると考えております。
Emblixでは今後、このようなニーズに応えるべく、先端技術の研究と組込みLinuxエンジニアのスキルの向上などを第2期の目標にすえて活動を進めてまいります。具体的には教育カリキュラムの認定事業や新たなワーキンググループ・小委員会の設置を計画しています。
 なお、活動の成果は誰もが自由に利用できるようホームページやセミナーを通じて随時公開してまいります。最新情報は当ホームページをご覧ください。
 

Emblixの目的と活動内容

<目的>

本コンソーシアムは、産学協同による、『組込みLinux』の普及および浸透を目指しユーザが安心且つ選択の自由度が広がるべく活動します。

産学協同による『組込みLinux』の普及および浸透
周辺技術の標準化
海外と国内のLinuxにおける情報の共有化

<活動内容>


ホームページによる各種活動(活動内容の告知、FAQ、情報開示、他)を行います 。
各ワーキンググループによる『組込みLinux』周辺技術の標準化を行います。
『組込みLinux』普及、浸透のための各種セミナー、教育、展示会活動を行います。
米国Embedded Linux Consortium等、国内外のコンソーシアムとの連携、情報交換を行います。
企画運営委員を置き、活動内容の決定を行います。
利用に際する各種ガイドラインの策定を行います。

Emblixのこれからの取組み

[オープンソースソフトウエアセキュリティを向上する新規技術への取組み]
  組込みシステムがインターネットに接続されることにより、全世界からの攻撃からシステムを守るセキュリティが必要となります。また、組込みシステム上のウイルスの対応も今後大きな問題となると思われます。Emblixでは、オープンソースソフトウエアのセキュリティを向上する様々な技術の検討、開発に取組んでいきます。
   
[組込みLinux技術者スキル認定]
  2005年5月にIPA/SECにて発表された組込みスキル標準「ETSS」をLinuxを用いた組込み開発技術に展開し、技術者の育成に貢献してまいります。スキルに対する客観的な評価指標の策定、スキル向上のための教育体制構築の支援等、Emblixが組込み産業界に対して担う社会的役割を活かし、開発実務に携わる技術者が身につけておくべき知識・技能・能力を客観的に認定し、国際的に通用する技術者の輩出、ならびにこれら技術者を養成する教育・訓練機関の創出を促進します。
   
[OSS(オープンソースソフトウエア)ライセンスフレームワーク]
  複製、改変、配布が自由なOSSですが、ライセンスのコンプライアンスは商用ソフトウエアと同様です。しかしながら、開発技術者が500以上といわれるOSSライセンスを個々に理解し管理することは容易ではありません。Emblixでは、法務小委員会にて考案した、ライセンス要件に関するフレームワークに基づき各種のOSSライセンスが示す条件に関して順次、調査を進め、組込み開発における知的財産マネジメントに寄与してまいります。

Emblixのロードマップ(2000年〜2010年)

Emblixのロードマップ


現在活動中のワーキンググループ及び専門小委員会

 
リソースマネジメント ワーキンググループ
  Linux上のリソース制御(QoS)を支援するための標準API仕様の策定、及び、その指標に準拠したQoSシステムの推進活動を行う。
   
開発環境ワーキンググループ
  Linuxの組込みシステムへの適用における諸問題において仕様を策定し、開発環境の整備を行う。
   
法務小委員会
  GPLあるいはその他のOSSライセンス規定の解釈、パブリックコメントの提供を中心に、 組込み製品開発におけるLinuxならびにOSS利用に関する知的財産管理について検討する。

Emblixのこれまでの取組み
 
●各ワーキンググループの技術研究開発の成果として、以下のような仕様を策定し、公開しています。
「開発環境標準化仕様書(第1版)」(2003年1月20日)
「LinuxにおけるRTOSとのハイブリッド構成に関する仕様書(第1版)」(2003年1月20日)
「組込みLinuxデバックインタフェース標準化仕様(第1版)」(2004年1月16日)
「組込みLinux CPU Accounting & Blocking Interfaceリファレンス実装」(2005年6月24日)
  詳細はこちら
●Emblix及び組込みLinux技術の普及活動として、以下のようなセミナー及びワークショップを実施しました。
2000年10月24日 組込みLinux Openセミナー
2000年11月16日 組込みLinuxの技術動向と開発環境
2001年11月20日 Emblix 組込みLinuxセミナー
2002年2月14日 Emblixテクニカルセミナー
    〜仕様と実装:開発環境からLinux on ITRONまで〜
2002年11月21日 Emblix組込みLinuxセミナー
2003年4月21日 Richard Stallman氏 特別講演会
2003年9月11日 Emblixテクニカルセミナー
    〜コンシューマーエレクトロニクス向け組込みLinux技術〜
2003年11月12日 Emblix組込みLinuxセミナー
2004年2月18日 IPA未踏事業成果報告会・Emblix NPO法人設立記念セミナー
2004年6月29日 組込みソフトウェア技術者のためのスキル標準
2004年11月18日 Emblix組込みLinuxセミナー
2005年2月24日 Emblix組込みオープンソース ワークショップ2005
2005年11月17日 第二段階に入ったEmblixの新たな取組みについて
2006年2月23日 Emblix組込みオープンソース ワークショップ2006
2006年6月23日 Emblix総会併催テクニカルセミナー
2006年11月17日 Emblixセッション「組込みLinux最新情報」
2007年3月12日 Emblixフォーラム2007
2007年6月7日 Emblixセッション「組込みLinux最新情報」
2007年6月20日 総会併催Emblixフォーラム
2007年11月14日 Emblixセッション「組込みLinuxにおける品質と信頼性」
  詳細はこちら

*仕様書及びセミナー/ワークショップの資料は、技術ドキュメントページおよびニュースリリースページで公開しています。

組織について

 本コンソーシアムは、会長を筆頭に、副会長、理事、監事で役員が構成され、また、会長の補佐を目的とした会長直属のアドバイザリー委員、小委員会から成り立ちます。またワーキング グループより選出された主査を含め企画運営委員会が構成され実施的な運営を担当します。


<役員(50音順)>

会長 中島 達夫 早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 教授
副会長
江端 俊昭 株式会社イーエルティ コンサルティング・教育事業部(ディレクタ)
副会長
木内 志朗 モンタビスタ ソフトウエア ジャパン株式会社 技術本部(本部長)
理事
有馬 仁志 dSPACE Japan株式会社(代表取締役社長)
理事 梶本 一夫 パナソニック株式会社 システムエンジニアリングセンター(所長)
理事 曽根 卓朗 ヤマハ株式会社 INFOサウンド開発推進室担当部長
理事 竹岡 尚三 株式会社アックス(代表取締役社長)
理事  田丸 喜一郎 株式会社東芝 ブロードバンドシステムLSI開発センター(参事)
理事 戸井田 穣 トライピークス株式会社(代表取締役社長)
理事 二木 健至 リネオソリューションズ株式会社(代表取締役)
理事 門田 浩 日本電気株式会社
ソフトウェア事業推進ユニット(エグゼクティブコンサルタント)
監事 伊藤 晴康  
監事 田中 耕一 アドソル日進株式会社 エンベデッド・ソリューション事業部(副事業部長)

事務局長

竹岡 尚三 株式会社アックス(代表取締役社長)

アドバイザリー委員

Kenneth Ong National University of Singapore  Associate Professor
James F. Ready MontaVista Software, Inc.  CTO
大原 茂之 東海大学 電子情報学部 情報メディア学科(教授)
高田 広章 名古屋大学大学院 情報科学研究科(教授)
八谷 祥一 株式会社ガイア・システム・ソリューション(技術戦略担当 副社長)
会員について

<会員の特典>

会員限定セミナーへの参加

Emblix主催セミナーの参加料の割引
Emblixのロゴのビジネス利用許可
Emblixホームページ会員専用サイトへのアクセス
Emblixホームページへのリンク掲載
Emblix総会での投票権
ワーキンググループへの参加資格および投票権
ワーキンググループ設立提案の権利
ワーキンググループへのEmblix非会員の個人の参加推薦

<会員区分及び会費>
●正会員:

年会費100,000円(不課税)−平成21年3月まで−
(対象)この法人の目的に賛同して入会した個人及び団体

●特別会員: 会費無料
(対象) 理事会が入会を承認した教育機関・公的機関・非営利団体・個人

<入会申込方法>

会員登録ページからお申込いただけます。

お問い合わせ先

NPO法人 日本エンベデッド・リナックス・コンソーシアム 事務局
(一般お問い合わせ)  E-Mail:info@emblix.org
(プレスお問い合わせ) E-Mail:press@emblix.org